#009 イメージすることの大切さ
イメージするという言葉だけを見るとすごく抽象的に感じるかも知れませんが、算数でイメージすることは非常に大切です。
特に今年度それを強く感じています。
イメージすることについては
数量の大小をイメージする
数量の増減をイメージする
図形の空間をイメージする
という点が挙げられます。(他にもあると思いますが)
これらのイメージは決して抽象的なものでなく、子供たちの言葉として表現されます。
例えば
「〇〇の何倍って書いてるから□□の方が大きくなるはず」
「長さを2倍するってことは、重さも2倍になるんじゃないかな」
「ここの部分を切り離してこっちにはめたら長方形になるよ」
というような言葉は頭の中でイメージしたことを言葉で表現していると言えます。
こういったイメージするという段階を蔑ろにしてしまうと、子供たちは式、または数字だけで判断する形式的な思考しかできなくなってしまいます。
低学年のうちから数に対するイメージをきちんと育てていく必要があります。
(文責:向井)
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