#003 教師の成長
教師って何を持って成長したと言えるのか。
これって難しいですよね。
同じ学校に長くいれば、その学校のことは詳しくなる。
同じ学年を何回か持てば、その学年はうまく回せるようになる。
校務分掌が与えられれば、学校での役割は増える。
でもそれらって教師としての成長ではないと思う。
教師としての成長はやっぱり授業。
でも難しいんですよね。授業ってなかなか他の先生に見てもらって評価されることって少ないので。自身の成長とか欠点とか、なかなか明確になりにくい。
自分自身も9年目を迎えて、自分の授業が上手くなっていってるかどうかははっきり分からない。
ただ、一つ言えることは、算数授業の面白さや、算数授業で子供たちが少しだけ笑顔になれるような授業はできるようになってきたかなと思う。
そしてそれはやっぱりこの授業は譲れない、という気持ちをもって授業してるからかなあと。
もちろん算数授業じゃなくても、自分はこの教科を一年やってやる!
という気持ちがあれば、確実にその授業は変わる。
その積み重ねが教師の成長になる。
教師の成長は面グラフのようなものだと思っています。
面積が大きくなれば成長している、と考えてられます。
一つの教科の授業が上手くなると、他の教科もつられて上手くなっていったりします。
教科で共通する考え、子供に対する反応
授業の根底に共通することがたくさんあるからです。
まずは、この教科は譲れない、という教科を作ることが大切です。
(文責:向井)
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